雨ニモ負ケズ、ドシャ降リニモ負ケズ、フジロック19を乗り切りました

日々の筋トレもこのためと言っても過言ではありません。
中年だから体力的な自信がないもんですからね。

大体土日の二日間行って月曜は有給で休むスタイルです。
本音を言えば全日程行きたいところですけど、一応会社員なので有給の取得に関して気を使っています。
この「有給に気を使う」風潮もどうにかなんないかなーと思いつつあまり波風立てるのもねとも思いつつ。

さて簡単にですけどレポとか気づいた点でも書いていきますかね。

フジロックで雨具は超重要!

基本的にフジロックって雨が降るんですよ。
山の中でやってるから当然天気も変わりやすいのです。
もちろんそれを見越してみんな雨具を持っていくんですけど、今年の豪雨はキツかった!

昼過ぎからズバーっと降ってきて弱まったりもするけどずっと雨。狂おしいほど雨。
マーティン・ギャリックスを見ている時はそれが普通なんじゃないかと思えるくらい。
ヘッドライナーのSIAの頃にも収まる気配なんて何処へやら。

もちろん自分も雨具を着ていましたけど余裕で浸水していい加減寒くなってくる始末。
ゴアテックスの雨具も持ってはいますが古くなって雨を弾かなくなったので、ゴアテックスほどじゃないけど雨を弾きそうな雨具を着てたんですけどね。

ダメでした♪ ^ ^

やっぱり雨具は金をかけなければいけません。
しかし今年の豪雨は地元の人たちも引くくらいの雨だったらしく、流石にそこまでの雨は予想できないんだよな〜。だからちょっと甘く見てしまったかも。

2年前にエイフェックスツインを見た時にも心が折れそうな雨が降ったんですけど、その時は止んだんですよ。降り続くことなんてありませんでした。

ところが今年はそんな豪雨がずーっと降っているという。
そりゃテントが水没する人もいますわ。
グリーンステージ〜ホワイトステージの道が腰まで浸かりそうなくらい水没してたのは流石にビビりましたけどね。(ツイッターで確認して目を疑った)

フジロックでは足元も重要!

そんなフェスだから足元も長靴かトレッキングシューズがベストなんですね。
自分は長靴派でして、会場ではフジロッカー御用達の「日本野鳥の会の長靴」を履いています。

もちろん雨や泥対策でそれはいいんですけど、実は今回足が痛くなってしまいまして。

山の中を歩いているから疲れるのは当然なんですけど、足の裏とスネ周りの筋肉がどうにも疲れから痛くなっちゃいました。歩くのがちょっとかったるいくらい。

だから「足に合う靴を選ぶ」というのが重要ですね。

正直なところ、今履いている長靴はちょっと窮屈な気もするので。
でもこれは中敷を入れているからというのもあります。
中敷を入れないのと入れているのでは大違いらしいので入れるのですが、やっぱりその分窮屈になるのは仕方がない。

だから中敷を入れるのを見越してワンサイズ上を買うってのもありなのかもしれません。
試着できればその上で買うのがベストですねー。

結構サンダルの人も見かけるんですけどあれは楽そうでいいけど細かい砂利とか砂とか入ったら痛そう。の〜んびりと楽しむならそれもありかな。

来年はトレッキングシューズにしようかなとか思いますけど、大雨を見越して長靴も捨てがたい。

結局決め切れないんだけどね。

フジロックに向けて体を鍛えた効果はあったのか?

たぶんありました。

というのも大抵フェスとかのライブって長丁場なのでだんだん腰が痛くなってくるんですよ。でも今年はそれが無かったんですね。
もちろん休憩しつつのんびりする時もあるのでうまい具合に体力を温存したりしてますけどね。
とはいえ年のせいなのか一晩中「うぇーい」とやるまではいきませんでした。

土曜は豪雨で0時過ぎにテントに戻る
→濡れたものの始末をのんびりして2時ごろ就寝

日曜は疲れから3時半くらいにテントに戻る
→最終日だから朝まで、と思ったものの眠さが勝りました。

いくら鍛えていてもペース配分は考えた方がいいですね。

でも足回りがしんどくなるのは予想外というか。
この辺は柔軟性も関わってくるのかもしれません。
確かに筋トレほどストレッチはちゃんとやってなかったかもなー。来年はそのあたりも考えて体がグニャグニャになるくらい、とまでは行かなくても柔らかくしなやかな体を作ろうと思います。

マッサージは「痛気持ちいい」方がより体力が回復すると思う

ちなみに会場でマッサージを受けて足裏が軽くなりました。
でもマッサージも「痛い方がより効果がある」と思ってしまう悪い癖がありまして、これが見事に裏目に出ましたね。

確かに施術後は足が軽くなります。
でも受けている最中はそりゃもう痛いんですよ。
あまりに痛いもんだからその後マッサージ受けたところがヒリヒリするというか、自分でちょっともんでも痛くなってしまうくらい。

フジロックの帰りにもあまりにしんどいからマッサージを受けたら担当の方から

「足が赤くなっていますよ」

と言われる始末。
やっぱりマッサージは「痛気持ちい」くらいに留めておきましょう。
それがベストです。

その他、今年のフジロックのまとめとして

トイレは余裕のあるときに先に行っておく

これねー。

もよおしてきたから行くのではなくまだ膀胱に余裕があるときに行きましょう。
余裕がありそうな状態でも意外とおしっこって出るもんです。

漏れそうになったときに行くと大抵混んでます。あれは何でなんですかね?
だからタンクの中身はなるべく空に近い状態にしておきましょう。

尿意と戦っている間に見たいアーティストに間に合わないなんてことも出てくるので、先にトイレがあったら、またはトイレ列に余裕があったら行っておきましょう。

虫対策しないと泣きを見る

これは家に帰ってから気がついたんですけど、絶対に蚊ではない何かに足を刺されていました。

今年はスポーツタイツを履いていたんですけど最終日は履かなかったんですよ。(濡れてしまったので)
履いていたら日焼け、疲労、そして虫への対策ができたんですけど怠ったらこの体たらく。

とはいえ深刻な虫刺され(マダニとか)では無いようなのでまだいいのですが、これ絶対跡に残るヤツですわ。腫れてるしちょっと痛いし変に赤いし。

うら若き乙女ではないので跡に残っても別にいいですけど気分的にはあまりよろしくないし、変な虫だったらヤバかったのでやっぱり虫対策重要。
そういえば足には虫除けスプレーしてなかったもんねぇ。自業自得です。

カバンの雨対策は中にゴミ袋

ザックカバーをしていたからギリ大丈夫だろうと思ってタオルを出したら余裕で濡れてました。
去年も同じ目にあったのになんでギリ大丈夫だと思うかなー?しっかりしろよ自分。

で、なんで濡れたのかと思ったらですね、ザックカバーの裏側に水が溜まっていたんですよ。そりゃ中身が濡れますわ。

というわけでザックカバーもいいんですけどさらに対策としてカバンの中にゴミ袋を入れて、その中に荷物を入れるのがいいと思います。
または濡らしたくないものを個別にビニール袋に入れるとかね。

というわけで今年のフジロックの思い出

SIA

いやもう、あれはなんだったんでしょうね。
ステージに一人で立って歌って、その周りをダンサーが踊るというスタイル。

それだけなのになんかもう、芸術的。
気がついたらSIA本人は左後ろに下がってダンサーが勝手に(?)に踊っている。
SIAのライブなのに本人が後ろにいるってなんなのよ。

たぶんSIAの歌+ダンサーの表現=SIAのライブというアートなんでしょうかね。

マーティン・ギャリックス

EDMとかあまり興味ないんですけど見てみたらこれが意外とよかった。
雨の中でもレーザーの効果は中々ハマってました。
野外の自然の中という、シチュエーション的なものもあるかもしれませんけどね。

本人は足を骨折してたのかギプスしてましたけど元気に盛り上げてました。

それにしてもEDMってお約束のパターンがよく出てきますね。

ダッダッダッダッダッダッダッダッ
ダダダダダダダダダダダダダダダ
ドカン!

みたいな。

KOHH

ヒップホップはそれほど詳しくないけど最近日本のヒップホップに興味がありまして。Spotifyのフジロックのプレイリストで聴いた時はそれほどピンと来なかったけど、実際に見てみたらもの凄く感情を爆発させたような激しいパフォーマンスでちょっとびっくりした。
なんだろう、あれはエモですね。
(エモがどういうものかイマイチわかってないけど)

大道芸

実はフジロックの中でこれが地味に好きでして。

飯食いながら休憩がてら見るんですけど、普段からそれほど見る機会があるわけじゃないから面白いんですよ。だいたいフジロックで年一でしか見る機会が無いからいい具合に新鮮感があります。

スパークリング上善

今年はあまりお酒を飲みませんでした。

体調というか、「長丁場で空きっ腹に酒を入れたらダルくなるな」と思って調整してたんですけど豪雨でそれどころじゃなかったりタイミングが合わなかったり。

今年一杯目のお酒であるスパークリング上善は美味しかったです。
すっきりとした味わい、微炭酸の刺激でスルリといけます。
発泡日本酒は初めて飲みましたが氷を入れていただくものなんですね。

そこのあなたも日本酒離れしてないで日本人なんだからいろんな日本酒を飲みましょうYO。

迷子をインフォメーションへ連れて行く

オアシスエリアで「ママー!」と泣き叫ぶ女の子がいたのでインフォメーションへ連れて行きました。
放っておいたらそのままあちこち泣きながら行ってしまいそうなので抱っこして連れて行ったら、これが暴れる暴れる。
子供の力だから難なく連れていけたけど人間窮地に落ち入ったら思いがけない力が出るもんだなーと思いました。

とりあえず子連れフジロッカーの方々は子供とはぐれない、はぐれても最低限大丈夫なような工夫をしておきましょうね。

ちなみにあとでインフォメーションに行ったら無事ママと会えたようです。

 

というわけで。
もっと色々なアーティストを見たり見逃したりしてますけど、キリが無いからこの辺で。

来年は今年と同じ轍を踏まないようにしないとね。
それでも何かしら穴があるんだけどね。

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